R6.11.21 管理職・リーダー向け企業研修レポート
「実際の研修に同行してわかったこと。」(佐藤アシスタントより)
先日、コーチが行う企業研修に同行させていただきました。
24人のリーダー職の方を対象に、9時から17時まで行われた研修は、通常の個人レッスンをかなり凝縮した濃密なもので、 とてもパワフルで充実していました。午前中はコミュニケーションとコーチング、 午後はリーダーシップとフォロワーシップに焦点を当てた内容で、 ワークがたくさん盛り込まれており、活発な会話が行われました。
参加者一人ひとりが感想を述べる中で、コーチングの三大スキルについて言及する人が多かったのが印象的で、 「分かりやすかった」「勉強になった」「この資料をこのまま他の人にみせたい」などのお声もいただきました。
今回私が何より驚いたことは、7時間の研修を行ったコーチの熱量です。
24人相手に50人分のパワーで向き合っているかのような感覚で、 時間が経つにつれて熱量が増していく様子が感じられ圧倒されました。 最後までマイクを使わずに立ったまま、身振り手振りを交えて全身全霊で研修を行う姿を目の当たりにし、 普段のレッスンでは見られないコーチの一面を垣間見ることができました。
特にラスト一時間で個別の相談内容について一つずつ具体的なアドバイスをおこなっていかれたこと、 また最後の10分で24人全員に対して長所のコーチングで研修を締めくくった様子が非常に心に残りました。
さらに、あれだけのボリュームと集中力にも関わらず、午前も午後も時間通りに進行し、 17時ピッタリに研修を終えられたタイムマネジメント力にも驚きました。
個人レッスンでは相手のペースに合わせて進められますが、 企業研修では同じテーマを大人数に一度に行うため、 正直なところ、どこまでみなさんの心に響いたか分かりません。 それでも、心と体と頭をフルに使い全身全霊でひるむことなく、 臆することなく、手を抜くことなく、相手の心に届くように訴えかけるコーチの研修は、 熱意と情熱に満ち溢れていました。こんな研修はなかなかありません。
今回の研修を通じて、研修に参加されたみなさんが少しでも仕事をやりやすくなり、 月曜日の朝を楽しみにできるような職場環境に繋がることを願っています。ひいては、 ご家族の幸せと会社の発展、そして社会の発展に繋がっていくと信じています。