LEADERS 2017/10号掲載!独自の「I式コーチング」で、人や企業、チームを再生
2017/12/02
コミュニケーションの力を最大級に高めるスキル「I式コーチング」で人や企業、チームを再生させ、驚くべき成果をあげているコーチング・スクール『JIMCCA』。
本日は、同校を運営する『ブロード・コム』の稲田社長のもとを俳優の斎藤洋介氏が訪問し、様々なお話を伺った。
斎藤 まずは、稲田社長が今のお仕事をはじめられるまでの経緯から伺います。
稲田 学業終了後は、メーカー・通信関連会社・商社などでトータル13年間のサラリーマン生活を送りました。その後、あるきっかけから2001年に独立して今に至ります。
斎藤 独立のきっかけについて、詳しく伺っても?
稲田 兄が30歳という若さで亡くなり、人間の死を身近に感じたことがきっかけです。兄はきっとやり残したことがたくさんあったと思うんです。ですから、私は後悔しない人生を歩みたいと独立に踏み切りました。
以前からコーチングの仕事に携わりたいという思いがありましたが、まずは収入を確保することが先決だったので、他の仕事をやりながら準備を進めていました。そして、2007年にようやくスクールをスタートさせることができ、徐々にコーチング事業を充実させてきたんです。
斎藤 コーチングの魅力はどんなところにあえうのでしょう。
稲田 人がみるみる変わっていく様子、再生していく様子を見られることが一番の魅力ですね。たとえば、7年前に公私共にどん底の社長さんをコーチングする機会がありましたが、「社員と家族を幸せにしたい」とおっしゃっていたので、その夢を一緒に叶えましょうとスタートしたんです。そして今は夢を叶えてかなりの規模の企業へと成長されたんですよ。
また、フリーター状態だった人をコーチングによって、大手企業のトップセールスマンにさせたという例もありますし、小学生の弱小バスケチームを、2年間で県大会優勝、全国大会に導いた経験もあるんですよ。
斎藤 素晴らしいご活躍です。それだけの手腕があれば、社長も経営者として成功できるのではありませんか。
稲田 そうなろうとは考えていません。教育者はお金をおいかけてはいけないと思っていますし、育てることに生き甲斐を感じていますからね。
人は誰でも大きな可能性を秘めているのに、優しい人は組織の中で非情になれず、潰れてしまう。最近では、そのような悩みを抱えているサラリーマンが多いようです。ですから、その中でご本人の気持ちに共感し、寄り添いながら愛を込めてサポートできるようにしています。
斎藤 お話も尽きませんが、最後に今後の展望をお聞かせください。
稲田 独自に開発した「I式コーチング」を確立することができたので、今後もこの手法で人や企業、チームの再生に取り組んでいきたいと思います。
拠点のある福岡と東京だけでなく全国各地でも研修を行っているので、お困りの際は気軽にお問合せ頂ければ幸いです。
(2017年6月取材)
独自に開発・実践されている『I式コーチング』の『I(アイ)』は、社長のイニシャルの意味でもあり、『愛』という意味も込めていらっしゃるそうです。
プラスに作用するイメージを心につくるというお話もあり、とても興味深いものでしたね。ますますのご活躍を楽しみにしています!